シビックハイブリッドのコーナー
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 人生初のマイカーである<シビックハイブリッド>についての紹介コーナーです。こうしたページは、とかく「自己満足」の世界に陥りがちですが、このページもご多分に漏れることはありません。その点、ご承知おきのうえ、ごらんいただければ幸いです。

本土最南端、佐多岬駐車場にて
本土最南端、佐多岬駐車場にて(2005.10.9)

 

目次

  1. シビックハイブリッドの紹介
  2. 購入の経緯
  3. 購入後の整備状況
  4. 燃費記録
  5. 写真集


シビックハイブリッドって?

 <シビックハイブリッド>は、2001年12月にホンダから発売されたハイブリッドカーです。

 一般人には、「ハイブリッドカーといえば<プリウス>でしょ」
 ちょっと車を知っている人にも、「ホンダのハイブリッドカーといえば、ああ、<インサイト>ね」

  と言われる具合で、知名度のきわめて低い車種です。

 販売台数が少ないこと(2003年2004年と、2年連続で、小型セダン/ハッチバック部門での販売台数最下位)が第一の原因でしょうが、それを言ったら、販売台数では<インサイト>の方が遙かに下回っています。

 やはり、第二の原因として、<プリウス>や<インサイト>のように、専用ボディではなく、シビックのボディに、ハイブリッドエンジンを載せただけという、没個性的なデザインが災いしているのかもしれません。

 でも、おかげで、街中で同車種の車を見つけた時の喜びはひとしおです。この5ヶ月で2台(@山口、@梼原)に遭遇しましたが、一度は、わざわざ道路を折り返して確認しに戻ったほどです。我ながら、アフォですな。

 なお、車名を 「シビハイ」と略す向きもあるようですが、そもそもこの車種自体がマイナーなので、その略称が一般的なものなのか、ごく一部で言われているに過ぎないものなのか、判断するよしもありません。

 このようにマイナーな<シビックハイブリッド>ですが、乗り心地はなかなかです。後部座席もゆったりしており、4人乗車でも窮屈には感じません。パワーもなかなか、高速域での加速性能も十分です。山道を上り下りすることが多いですが、パワー不足は感じません。そして、ホンダ車らしく、きびきびと走ってくれますが、このへんは、好みの分かれるところでしょう。

 詳しくは、下のオフィシャルサイトで。2005年11月には、フルモデルチェンジ車が発売されるそうです。

 フルモデルチェンジ後フルモデルチェンジ前(自車)

インパネの写真
インパネの写真
個人的には、新型シビックハイブリッドよりもこっちの方が好み。

中央円の下の表示は、左が燃費計(km/L)、右が距離計(km)。
右円の上側のバーは、左が蓄電中、右がモーターアシスト中を示す。
右円の右側のバーは、バッテリー蓄電量を示す。


購入の経緯

 クルマ関係にはからきし疎い私は、<シビックハイブリッド>の存在など知るはずもありません。
 そもそも、最初は<プリウス>を買うつもりでいました。役場の新型プリウスに何度か同乗する機会があり、その完成度の高さに、車を買うならぜひプリウスにしようと決めていたのです。

 2005年4月、妻の車の車検ついでに、トヨタディーラーで見積もりをとってもらいました。その際、個人情報も提供したので、「そのうち営業でもかけにくるかな」と待っていましたが、若僧の冷やかしと思われたのか、そういう気配もなく、わざわざ片道50分もかけてディーラーに再訪する気力もなく、しばらく経ちました。

 そんな折、自宅でネットサーフィンしていて見つけたのが、<シビックハイブリッド>でした。モーニング娘。では保田圭のファンだったり、新聞のベタ記事は注意深く読むのに1面のトップ記事を見忘れたり――と、あまりよく分からない例示ですが、このように、とかく「マイナー」なものに弱い私ですから、<シビックハイブリッド>の存在を知るや、もうイチコロ(死語)です。

 注文が多すぎて生産が追いつかないというよりは、生産が少なくて、少ない注文すら捌ききれない状態らしく、新車を買おうとしてもずいぶん待たされるようで、それならばと中古車を探そうとしたのですが、これまた置いてある店がありません。中古車情報専門サイトで検索しようとしても、「シビックハイブリッド」という車種分類を用意していないサイトが多く、唯一「goo-net」のみが、この車種の検索に対応していました。

 検索した結果は、全国でわずか8台。そんな中、目を引いたのが、尾道の中古車店にあった、平成13年式(発売直後)、走行距離2.9万kmで109.8万円という物件。他に比べてひときわ安く、しかもカーナビ付き。「事故車」じゃないかと心配しましたが、まあ、少なくとも表記上は「修復歴なし」とのこと。尾道なら、梼原からしまなみ海道経由で3時間半。尾道観光のついでにでも、いっぺん見てみようと、さっそくその週末(金曜日でしたが)には尾道行きと相成りました(2005年5月20日)。

 ちょうど昼時に尾道に到着し、朱華園の味に何年ぶりかで再会した後、目的の中古車ディーラーへ。さっそくクルマを見せてもらうと、4年モノの中古車にしては小綺麗な外装。乗り心地も問題なく、ナビもECLIPSEブランドのDVDナビ(AVN5501DV)で、私よりもクルマ関係に詳しい妻によれば、単品で買えば結構な値段のする代物とのこと。いつもは優柔不断な私ですが、なぜかこういう時には決断が早く、その場で契約を結び、手付け金を払ってしまいました。

 車庫証明を取り、晴れて納車となったのは、5月30日。自動車税の仕組みを知る人からは、「もったいないことをしたものだ」と言われるかもしれないけれど、人生初の納車に浮き足立っており、とてもあと3日待てる状況ではありませんでした。で、納車翌日から高知県東部にドライブに出かける始末。やれやれです。

 そんなこんなで人生初のマイカーとなった<シビックハイブリッド>。いまのところ、廃車になるまで乗りつぶす予定ですが、まあそのへんは、今後の人生設計にもよるでしょうから、なんとも言えないところです。


購入後の整備状況

2006/04/24
夏タイヤに交換(ホイールも含めて新規購入) タイヤガーデン川口
2005/12/07
スタッドレスタイヤに交換 イエローハット須崎店
2005/12/04
退院。IMA冷却ファンを交換
ついでに、エンジンオイル、オイルエレメント、ワイパーブレード交換
ホンダプリモ土佐道路店
2005/11/20
IMA故障、ホンダプリモに入院 ホンダプリモ土佐道路店
2005/10/11
エンジンオイル、オイルエレメント交換 ホンダプリモ土佐道路店
2005/07/04
カーフィルム、オートライトコントロール取付、エンジンオイル交換 ホンダプリモ土佐道路店
2005/06/10
バックアイカメラ取付、外部入力端子(AUX)引き出し イエローハット須崎店

<バックアイカメラと外部入力端子の引き出し>
 購入直後、バックアイカメラと外部入力端子(AUX)引き出しをやってもらいました。外部入力端子の引き出しは、携帯型オーディオを接続するためです。シビックハイブリッドには、音声入力端子が用意されておらず、当初はFMトランスミッターによる対応をしていたのですが、音質の悪さに我慢がならず、カーナビのオプションパーツを使って音声入力端子を引っ張り出すことにしました。イエローハットに作業をお願いして、工賃は3150円――のはずでしたが、バックアイカメラと同時施工で、当該作業分については、工賃を無料にしてもらいました。

<エンジンオイル・オイルエレメントの交換>
 エンジンオイル、オイルエレメントについては、毎回ホンダプリモ土佐道路店で純正オイルを入れてもらっています。エンジンオイルだけの交換なら、2000円少々。ガソリンスタンドやカーショップよりもむしろ安いのではないでしょうか。

<カーフィルム・オートライトコントロール取付>
  夏の直射日光に備えて、後部座席の窓にカーフィルムを取り付けました。炎天下駐車した後、車に乗り込んだ際の、あのムーンとした熱気がだいぶ軽減されて、取付は正解だったと思います。オートライトコントロール取付は、普段利用している道路(高知自動車道・国道197号)に、トンネルが多いことから、運転時の負担軽減のためにとりつけました。

<緊急入院>
 2005/11/19、徳島県道19号を走行中にIMAランプが点灯。それ以前から、ハンドルを切ると、キュルキュルと擦れるような音がしたり、アクセルを踏むとガリガリと削れるような音がしたりしていましたので、念のため、翌日ホンダプリモ土佐道路店に点検を依頼しました。
 IMAランプ点灯については、バッテリー冷却ファンの故障が原因と判明。部品を取り寄せてもらうことになりました。ただし、エンジニア曰く、もしかするとIMAバッテリー自体を交換しなければならない可能性があるとのこと。IMAバッテリー交換となると、25万円以上かかるそうなので、そうなった場合、この車に乗り続けるかどうか、ちょっと考え直さないといけないかもしれません。
 ハンドルを切った際、アクセルを踏んだ際の異音問題については、すぐには原因が分からないとのこと(23日時点でもまだ原因がわからず)。どうなりますことやら。

<退院>
 2005/12/04、2週間ぶりに退院しました。IMAシステムの異常については、冷却ファンを交換するだけで回復したみたいですが、ハンドルやアクセルからの異音については、いろいろ試してはみたけど、原因がわからなかったようです。 気になる修理費用はというと、前オーナーから引き継いだ保証契約を更新すれば、今回の修理から保証が適用されるようで、保証金1万円を支払えばそれでいいとのこと。予想外に安くすんで助かりました。おまけにワックスがけや、擦ってしまったバンパーの補修までサービスでやってくれて、ありがたいかぎりです>ホンダプリモ土佐道路店

<スタッドレスタイヤに交換>
 2005/12/07、スタッドレスタイヤに交換しました。高知県といえど、梼原は積雪地帯。夏タイヤのままでは生活ができません。 イエローハット須崎店にて、YOKOHAMAのIG-20を1本13900円で購入。痛い出費ですが、生活のためには致し方ありません。履いていた夏タイヤは、4年間、4万キロも走行していて、摩耗が激しいため、処分しました。

<夏タイヤに交換>
 2006/04/24、夏タイヤに交換しました。スタッドレスタイヤを履き潰そうとも考えましたが、雨の日の制動等、万が一のことがあってはいけないと考え、交換することにしました。次回の交換の便を考え、スタッドレスタイヤはホイールごと保管することにしたので、タイヤとホイールをセットで購入。タイヤはちょっと奮発して、YOKOHAMAのDNA dB ES501、ホイールはケチって、アルミ製の一番安い物にしました。4本セットで67300円(タイヤ代が1本12000円+税、差額はホイル代)。クルマはなにかと金がかかります。

<改善対策の対象車に>
 2006/05/31、ホンダから、「フィット、ストリーム、ステップワゴンなど 9車種の改善対策」が発表されましたが、対象車のリストをよく見ると、シビックハイブリッドの名前がありました。車台番号までドンピシャ。ATのPポジション以外でキーが抜けるという不具合で、通常の扱い方であれば問題はないのですが、とりあえず修理に出しておくことにします。ただ、最寄りのホンダプリモ店に連絡すると、「まだ部品が届かないので、しばらく待って欲しい」「案内は、購入した中古車店から来るはずだ」と言われました。購入したのは、スズキ系列の中古車店なのですが、本当にその店から案内が届くのでしょうか。
(その後、「お近くのディーラーにお越しください」のハガキが届き、近所のホンダプリモで点検してもらいました。問題なしでした。)

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©MAKOTO SAKAMOTO 2010
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